8月14日8時15分配信
フジサンケイ ビジネスアイ
マウスの遺伝子操作実験で、膵臓(すいぞう)でインスリンを生み出すベータ細胞を別のアルファ細胞から転換して増やすことに成功したと、ドイツ・マックスプランク研究所などの欧米研究チームが米科学誌セルに発表した。この遺伝子「Pax4」の働きを薬剤で強めることができれば、将来、ヒトの糖尿病治療に応用できるかもしれないという。
アルファ細胞は、インスリンとは逆に血糖値を上げるグルカゴンを分泌する。これまでの研究で、Pax4遺伝子が働かないよう操作したマウスは、ベータ細胞ができずに死んでしまうことが分かっていた。
Pax4遺伝子の働きを強めたマウスは、ベータ細胞の数が約8倍に増え、不足したアルファ細胞も補充されたという。
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